九谷焼作家紹介
約70色を使い分け、色の濃淡(グラデーション)のみで作品を仕上げる技法「彩釉(さいゆう)」が特徴です。
金箔の薄箔・厚箔を使い遠近感を出す手法が特徴です。
「盛金青粒画風」と「青粒白粒技法」2つの技法が融合し独自の世界観が表現されています。
やわらかく優しい色合いで、女性ならではの感性が光りふわっとした癒しを与えるとして、人気を博しています。
古九谷以来の緑・紺・紫・黄・赤色を使い、伝統的な絵柄が特徴です。
人物・花鳥・風月と、何を描かせても上手です。特に、スズメ。小鳥をモチーフにした作品が多いです。
素地は、今ではあまり使われていない型打のものが多く、それは非常に薄く、味のある形状のものが多いです。
武腰 一憲
伝統の風合いを大切にしながらも、モダンで斬新な作風は大変人気で、今後の九谷焼の世界を牽引していくと思われます。
浅蔵 五十吉
素地は分厚いものを使い、絵柄の輪郭を彫り込み、立体感を出して重厚に仕上げた作風が特徴です。
中田 一於
銀箔特有の淡い、渋い色調が品格をただよわせます。
福島 武山
赤色の極細の線で、小紋・花鳥・風月・人物を描き上げられているのが特徴です。
山岸 大成
絵付けの釉薬は青や淡い緑のものが多く、繊細で印象的、また現代的でもあります。
山田 義明
従来の九谷焼の絵柄にない新しい作風が特徴です。季節折々の花鳥が、優しいタッチで描かれています。